shot.001

***

地元の公園に古くからある移設された古民家。ほとんど立ち入ったことはないのだが、この日は管理されている女性の方が居り見学を誘ってくれた。毎週末になると縁側の戸を開け空気を通し、囲炉裏に火を入れてかやぶき屋根の建物を維持しているそうだ。

 

屋内には、いくつかの古道具が残されていた。豪雪地から移設されたこの家屋、真冬の生活の厳しさは想像に難くない。

 

土間先につるされた笠と蓑にそそぐ光に惹かれてシャッターを切った。